大阪大学 大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 生産科学コース

卒業生の進路

学部卒業生の進路

学部卒業生の9割近くが,大学院博士前期課程(修士課程)へ進学します。

学部卒業生の進路グラフ

大学院修了生の進路

修士課程修了生のうち2割は,より研究・勉学を深めるために,博士後期課程(博士課程)へ進んでいます。 科学技術の急速な進展に伴い,大学院への進学者,特に博士後期課程への進学者が増加する傾向にあります。

就職状況


学部卒業生ならびに大学院修了生の就職先は,鉄鋼・素材、重工・機械・精密機器、自動車・輸送機器,エレクトロニクス・情報・通信、電力・ガス関連産業など幅広い分野にわたっています。また教育・研究や行政に携わる大学教員や公務員になる人もいます。職種も,研究・開発,設計,生産技術,企画など様々で,海外で活躍する人も多くいます。
主な就職先(グラフ)
鉄鋼・素材
神戸製鋼所,JFEスチール,新日本製鐵,住友金属工業,日新製鋼 など
重工・機械・精密機器
IHI,川崎重工業,小松製作所,島津製作所,ダイヘン,デンソー,三菱重工業,村田製作所 など
自動車・輸送機器
スズキ,ダイハツ工業,トヨタ自動車,日産自動車,本田技研工業,マツダ,ヤマハ発動機 など
エレクトロニクス・情報・通信
NTTドコモ,オムロン,キヤノン,京セラ,シャープ,ソニー,東芝,日本電気,パナソニック,日立製作所,三菱電機 など
電力・ガス
大阪ガス,関西電力,四国電力,東京ガス,日本電子力発電 など
運輸・サービス
JR各社,阪急電鉄 など
大学・官公庁
応用科学研究所,大阪大学,大阪府立産業技術総合研究所,産業技術総合研究所,日本原子力研究開発機構など
その他
旭硝子,セガトイズ,東陶機器,日亜化学工業 など

卒業生からのメッセージ

鉄鋼メーカー勤務

大学で学んだ材料,構造力学,更に溶接工学をベースとして,最新技術を取り入れた製造技術の開発に取り組み,信頼性の高い社会資本創造の一翼を担っています

重工メーカー勤務

製造技術の基礎となる溶接,検査技術の開発に取り組んでおり,モノ作りの最前線に立っています,大学で学んだ材料,溶接工学の知識が仕事に活かされており,モノ作りに携わりたい学生に最適な専攻であったと社会に出て確信しました

電機メーカー勤務

マテリアル生産科学専攻で学んだ幅広い分野の知識とモノの考え方は,エレクトロニクス分野における製品開発において大変役立っています。 また,研究室での実験等を通して身に付けた「課題に取り組む姿勢」は,今後も大切にしていきたいと思います。

自動車メーカー勤務

大学時代に学んだ幅広い知識を総動員して,現在自動車部品の生産技術開発に取り組んでいます。産業界で広く用いられている鉄鋼について,学生の間に知識を得ていたことが,今非常に役立っています。

社会人 Dr. からのメッセージ

溶材メーカー勤務

企業に在籍しながら学位を取得することは,十分な計画の下に、周りの人々の理解と協力を得ながら,一種のプロジェクトを自分の力で推進して行くようなものだと思います。
その分,学位取得後の周りの人々の評価と信頼は高くなるものと考えます。
ぜひ,若いうちにチャレンジすることをお勧めいたします。

建設会社勤務

博士論文をまとめるには、目標を明確に持ち,実現するために領域の深い知識を持つことは言うまでもないことですが,さらに独創的な洞察力が欠かせません。
仕事をしながら,博士論文を上梓するのは,簡単でないことは言うまでもないことですが,こういった「大学の力」に支えられたということを,今更ながら感じているところです。

鉄鋼メーカー勤務

先生方から専門分野における高度なご討議・ご指摘を頂く一方,学生の皆さんからは,日頃の業務の中では,あたりまえのこととして見過ごしてしまうような疑問を投げかけられ,回答に窮することが多々有り,研究者としてあるべき姿を再認識できる良い機会となりました。
さらに,プライベートな面では,学生の皆さんならびに私と同様に課程に在学中の様々な企業の研究者の方々等とも交流を持つことができ,公私共に大いにリフレッシュできました。

橋梁メーカ勤務

実務をこなしながら学位論文をまとめていくということは困難を伴うものでしたが,そこには多くの優れた人々との出会いがあり,その結果として,技術の融合を得たことは非常に大きな成果でした。 社会のニーズを読み取り,それを実現してゆくには何を融合させなくてはならないか,そしてそのためにはどのような手法を選択すべきか。
これらを学ぶには社会人ドクター制度はまたとない機会であると思います。
今の厳しい経済情勢の中で,日常業務は多忙と難度が増してきておりますが,実務をこなしつつ学位論文を纏められたことの自信と,その時に得た人々とのネットワークが難局を乗り切るための原動力となっております。

重工メーカー勤務

通常の業務に従事しながら仕事と研究を両立させることに苦労しましたが,その頃を振り返れば贅沢な時間を過ごしていたようにも思えます。
考えようによっては,企業活動最前線の一翼を担いながら同時に研究の醍醐味を味わうことは、至福の喜びでもあるからです。
さらに,社会人博士課程で学ぶことは,大学の先生方は勿論のこと,研究室の方々,会社の上司・同僚,家族らの理解と協力、支援なしには成立致しません。
これらの方々への感謝の念は一生消えるものではなく,企業人としての奥行きを広げることができたようにも感じております。