研究内容

その他


・非接触式ポジションセンサ

非接触式ポジションセンサ ロボットの関節部などの位置決めには,ポジションセンサが必要不可欠です.従来は,接触式のポテンショメータが用いられていましたが,接触不良など,信頼性の問題があり,我々は交流電圧を印加したコイルのインピーダンス変化を検知する非接触式ポジションセンサの開発を行っています.

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・ストロークリセットセンサ

ストロークリセットセンサ 建設機械のアーム,ブーム,バケットの位置を正確に把握することは,自動運転には欠かせない技術です.現状,様々なセンサを用いて位置を把握していますが,コストや取扱いに問題があります.そこで,我々は,ストロークセンサとリセットセンサの組み合わせで精度を得られるよう,研究しています.

・小型飽和渦電流探傷装置

小型飽和渦電流探傷装置 国内の水道管のうち,40年以上使用された老朽管路は8%ですが,更新率は1%で,今後,老朽管が増加することが予測されています.そこで,優先順位をつけて更新するため,管の腐食状況を非掘削で調査できる技術の開発が必要です.水道管内面から外面の腐食を調査するため,従来の渦電流探傷法は使えません.そこで,我々は,飽和渦電流探傷法を改良した独自の探傷法を開発しています.