4.      3面:製品機能・性能評価

 この面では製品情報の実行・処理として製品機能・性能評価を行う。目的はシステムを部品として管理し、機能と性能を定量的に計算、評価することである。具体的には、第2面のシステムプロファイルで定義された制約を、計算・評価し、目的関数の値を導出する。また最終的な目的関数ではなく、設計問題ごとの目的関数の決定や設計変数、制約条件の決定もこの面で行う。

ここで用いられる手法は制約を計算評価できるものでなくてはならない。そのため、熱や応力などの物理的問題を計算機上で解析するための、市販のCAD(Computer Aided Design)FEM(Finite Element Method)ソフトウェア、または、対象システムに対応した一般に知られる、内製の評価システムなどが第3面では用いられる。

現在のSDSI-Cubicでは最も一般的な計算・評価ソフトであるMicrosoft Excelを用いている。