No.4 旧・豊田研究室 (2008年)
旧・豊田研究室であるプロセスメカニックス研究室(構造化設計学領域)では,熱加工,機械加工,複合加工などの材料加工において,プロセスメカニックスを駆使した材料科学・プロセス物理・力学設計の融合を図り,加工プロセスシミュレーションモデルの開発とそれによる加工部特性予測,製品対応プロダクトモデルへの展開を目指した教育と研究を行っています.
【本年度のメンバー】
- 准教授 望月正人
- 助教 三上欣希
- 特任助教 岡野成威
- 特任助教 伊藤真介
- 非常勤研究員 2名
- Dr 1名
- M2 4名
- M1 3名
- B4 4名
【最近の研究テーマ】
研究の基盤となる,熱加工プロセスの力学,材料プロセスの力学,加工組立プロセスの力学,を横糸に,モノと情報の流れとなる,設計,加工・施工,評価・計測,保全・補修,を縦糸に,各プロセスの「しくみ」を見ることによって,構造化のために必要となるプロセスメカニックスの構築を目指しています.
【最近のトピックス】
- 豊田政男先生が2008年3月に大阪大学を定年退職されました.
6月28日(土)に退職謝恩パーティ(写真1),翌6月29日(日)に退職記念シンポジウム(写真2)を開催しました.
- 7月22日(火)と23日(水)の一泊二日で,研究室全員で瀬戸大橋を中心に見学旅行に行って来ました.
製鉄所(製銑→連続鋳造→圧延→UOE)
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造船所(新船の組立→経年船の補修・保全)
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橋梁架設現地
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橋梁工場(組立→耐久試験)
と,大物を中心に材料から製品までの「もの」の流れを体感することができました.
ご高配を賜りましたJFEスチール(株)殿,(株)サノヤス・ヒシノ明昌殿,本州四国連絡高速道路(株)殿,川田工業(株)殿にあらためてお礼申し上げます(写真3).
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